成功する人、失敗を繰り返す人。 [読書]
成功の要諦は成功するまで続けることにある。
これは経営の神様と呼ばれ21世紀の世界の繁栄を担うリーダーを育てると謳った松下政経塾の塾主で、パナソニックを一代で築き上げた経営者の言葉である。
世の中には、とことん成功できる人がいます。
とことん成功する人というのは、自分が失敗するなんてことはこれぽっちも考えません。
この根底には、世の中に失敗なんてことはありえないことをわかっているからです。
えっ?そんなのウソだ!
何を言っているんだ!
そんなことがありえるか!
と思う人もいるかも知れませんが、
根拠はたった2つの言葉で要約できると思います。
まずひとつ目は、失敗する可能性があることを理解した上で挑戦し失敗した場合は、
それがは自分が了解していたことであるから、そもそもそれが失敗だと思わない。
そして、もうひとつは、
自分の行動のすべては、自分のこれまでの情報に対し、ベストな選択をしたものが、結果として失敗に見えたとしても、それ以上のベストな選択がありえないものだったので、その結果も成功であるということである。
つまり論理的に失敗なんてありえない、
失敗を繰り返す人というのは、ここがわかっていないから、自分の起こした行動が良くないと感じただけで、躓いたりうずくまったりして、それがいつのまにかクセ付いているだけなんです。
なぜ、このようなことが起きるかというと、物事の結果に対し、もう、こうしていたら、失敗していなかったのに、とか成功していたかもしれない、と仮想的な世界の自分と無理やり戦わせるからです。
どんな結果でも、現状よりうまくいった場合を想定して天秤に比べれば、そんなのはなんだって失敗になります。
まずは、そんな考え方から脱出して、一見そういったなんらかの出来事が仮にマイナスの結果に思えることであったとしても、現状をベストだと捉えることができれば、そのときの選択はベストな選択であると確信して行ったものだから、失敗ではありません。
結果はどうでもいい、自分のベストな選択は常に成功です。
そう考えるなら失敗という魔物に取りつかれることはなく、最終的に成功する方向へ向かい前進していけるのです。
サッカー日本代表の本田圭佑選手がイタリア、セリエAのビッグクラブACミランで、いまひとつ結果を残せていないのを見て、実力もないのにそんなビッグクラブで日本の醜態を晒してまた失敗している。
早くゴールを決めろよ!
なんて思う人がいるかもしれませんが、しかしおそらく彼は、本人の目指すゴールが明確な上に、その過程も据えたところで、もっと上のレベルの選手と戦う、世界一うまくなるという信念とその考えをあげ続けているのではないでしょうか?
そうであれば本人にとって、試合に出てゴールできない、スタメン落ちしたなどは失敗ではないということです。
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2014-04-25 10:47
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